地域安全活動に尽力する個人を警察庁長官らが表彰する「防犯功労者防犯栄誉金賞」を中原防犯協会の田中明会長がこのほど受賞した。田中会長は平成10年から同会の会長を務め、安全安心の街づくりのために尽力してきた。「防犯活動を始めてから長い時間が経った。仲間の支えがあってこのような賞を受賞できたと思う。感謝したい」と受賞の喜びを話す。
田中会長は中原防犯協会に入会以来、防犯キャンペーンなど、区内の防犯活動に携わってきた。また、今年3月まで40年弱の間、苅宿の町会長を務め、「自分の街は自分で守る」という思いから地域のあいさつ運動や美化活動にも力を入れてきた。「通学中の小中学生と毎日あいさつを交わすことで知り合いになる。知り合いが多いところで犯罪は起こしにくい。また、学校と一緒に街の美化活動を行うことで街を知ることにつながる。それが地域を考えることにもつながる」と話す。
開発が進み人口が増加する中原区で関係団体の連携の重要性を説く。「川崎の中心になりつつある中原区。連携を取りあって、一番安全な街になってほしいね」
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