神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2014年11月7日 エリアトップへ

土砂災害 マップで「危険認識を」 広島を教訓に市が説明会

公開:2014年11月7日

  • LINE
  • hatena

 川崎市は10月31日から、広島市で発生した土砂災害を受けて、土砂災害ハザードマップに関する市民向け説明会を開催している。市内には759の土砂災害警戒区域が指定されており、ハザードマップの活用を促進し、土砂災害に対する市民の認識を高めるのが狙い。こうした取り組みは市内で初めて。

 土砂災害ハザードマップには、今年4月18日に新たに指定された48区域を含む759の土砂災害警戒区域や急傾斜地崩壊危険区域、避難所などが示されている。市内では麻生区で302、多摩区で179、宮前区で166、高津区で97、中原区で8、幸区で7の警戒区域が指定されている。

 ハザードマップを担当する市まちづくり局宅地防災担当は、市民に対するハザードマップそのものの周知はある程度行き届いているが、その内容や使い方があまり周知されていないと考え、説明会を企画した。

 説明会では、警戒区域や避難所などが記されている土砂災害ハザードマップの見方や活用方法、近年の土砂災害の発生件数や発生状況のほか、緊急時の対応や防災情報の入手方法、日ごろからの備え、市の制度などを紹介する。

 同局宅地防災担当は「改めて自宅の周辺の状況を確認していただきたい。市内では土地の形状からして、広島のような土石流は考えられないが、崖崩れには警戒していただきたい」としている。

中原区役所では11月12日(水)に説明会

 ハザードマップについては、市のホームページで今年4月に新たに指定された警戒区域を反映したものが確認できるが、現在各区役所で配布されているのは2011年7月に発行されたもの。新たな警戒区域を反映した配布用のハザードマップは12月に完成予定としている。

 説明会は各区で行われており、中原区役所での日程は、11月12日(水)午後6時から7時30分まで。定員100人で入場無料(先着順)。申込み不要。

 問合せは市宅地防災担当(【電話】044・200・3035)へ。

中原区版のトップニュース最新6

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CF初挑戦、支援呼び掛け

4月15日

救急隊、日中に増設

中原消防署

救急隊、日中に増設

到着時間の短縮めざす

4月12日

5年ぶり重要郷土資料に

江戸時代後期「富士信仰」

5年ぶり重要郷土資料に

市ノ坪の民家で所蔵

4月12日

「産地復活へ」13本植樹

中原桃の会

「産地復活へ」13本植樹

等々力緑地前でPR

4月5日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

ブルーインパルスが飛行

川崎市制100周年

ブルーインパルスが飛行

6月29日、等々力緑地上空に

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook