法政第二高校(北詰昌敬学校長)の生徒が12月1日、中原区役所の区長室を訪れ、鈴木賢二区長に東日本大震災の被災地復興に充ててもらうための義捐金を手渡した。
同校では、2011年から文化祭の来場者に被災地復興の義捐金の協力を呼びかけている。4回目となる今年は、11月1、2日に12人の生徒が時間ごとに正門の前で募金を呼びかけ、8万4543円を集めた。
当日、寄贈に訪れたのは佐藤勇馬さん(3年)、岡本大河さん(同)、内田敦さん(2年)、深野隼平さん(同)の4人。生徒たちから募金が渡されると鈴木区長は「復興は進んでいるというが、まだまだのところがある。月日が経っても、そのことを忘れず募金活動をしていて本当にすばらしい」と感謝の気持ちを伝えた。寄贈を終え、生徒らは「東日本大震災を風化させないためにも、義捐金を届けることで僕たちは忘れていないよという思いを伝えたい。これからも学校全体で取り組みたいと思う」と話していた。
なお、義捐金は日本赤十字社神奈川県支部を通して被災地に届けられるという。
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