来年60周年を迎える、中原そば商組合は、1956年3月に、川崎中央組合から独立し発足した組織。「お客様に美味しいおそばを提供する」ことをテーマに会員同士での研究会や設備改善、材料等の情報交換などを行い、さらに老人福祉施設や新日本学園などでの慰問活動も行ってきた。一時は加盟店が42店舗まで増えたが、後継者不足などの影響で現在は中原区を中心に20店舗となっている。
そんな中、11月には、区内周辺のそば屋をめぐる「そばラリー」付きのガイドブックを発行した。佐藤敏彦会長は「美味しいそばを提供しようと頑張っているお店を地域の方々に知ってほしかった」と話している。ガイドブックは各店舗などで手に入れることができ、既に多くの人達がそばラリーに参加し、好評を得ているという。
年越しそばで幸せを
なお、今回は組合の中で年越しそばを提供しているいくつかの店舗を紹介。佐藤会長は「年越しそばは、大晦日(12月31日)に縁起をかついで蕎麦を食べる習慣のことを言います。蕎麦は長く伸ばして細く切って作る食べ物なので、細く長くということから『健康長寿』『家運長命』などの縁起がかつがれています。ぜひ年越しそばを食べて幸せな一年にしましょう」と話している。
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