第69回市町村対抗かながわ駅伝競走大会(主催/allかながわスポーツゲームズ実行委員会ほか)が2月8日に開催され、川崎市チームが6年ぶり19回目の優勝を飾った。
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大会前から優勝候補筆頭と目されていた川崎市チームだったが、本番直前に選手の一人がひざを故障し、急きょメンバーを変更。それにより、予定していた区間担当も入れ替えて大会に臨んだ。そんなアクシデントがありながらも、選手らは力走し実力を発揮、ゴールまでトップでたすきをつないだ。
小出敏之監督がレースのターニングポイントに挙げたのは第5区。「法政二高の橋本龍一くんが期待以上の走りをみせてくれ、区間賞を取った。チームも首位に浮上し、ムードも盛り上がった」と振り返った。また、第2区で同じく区間賞を獲得した矢澤曜さん、社会人や大学生が名を連ねる中で健闘した第4区の西中原中・茅野珠里さんの走りも光った。
「声援が選手の力に」
川崎市は、第63回大会を最後に優勝から遠ざかり、ライバルの横浜市に4年連続で頂点を明け渡していた。それだけに小出監督は「今年こそ、というプレッシャーを選手は感じていたと思う。満足のいく走りができず悔しがる選手もいたが、みな期待に応えてくれ川崎市の力を見せられた」とねぎらった。
また、応援に駆けつけた市民には「心強い声援が選手に届いて力になった。本当に嬉しかった」と感謝を述べた。
なお、この駅伝大会は県内各市町村の代表11人がエントリーし、秦野市中央運動公園から県立相模湖公園までの51・9Kmを7区間に分け、たすきを繋ぐ伝統のイベント。昨年は大雪のため中止となっていた。
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