多摩川で環境学習をする子どもたちが研究の成果を発表する『多摩川水辺の楽校子どもシンポジウム川崎』が2月28日、川崎市総合福祉センターで行われ、川崎市教育委員で俳優の中本賢氏が基調講演を行った。
当日は関係者ら約250人が参加。中本氏は「1970年の多摩川は洗剤の泡だらけだった。汚染に強いとされるフナ、コイ、モツゴなどもたくさん死んでしまった」と昔の汚染状況について解説。その後は下水が整備され川がきれいになったことを、スライドを使いながら熱弁した。また、多摩川と潮の満ち干きの関係など、自身の調査を発表すると、「みんなも問題の中にある未来を見つけ出して研究して下さい」と児童らにエールを送った。
講演の後には、児童、生徒らが多摩川にいる魚や水質、河川敷の植物研究の報告や、草木染、ストーンペインティングなどの活動内容の発表も行われた。
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