ミューザ川崎シンフォニーホールは、子どもたちがコンサートをプロデュースする「ジュニア・プロデューサー」を今年も実施している。3回目となる今回は、市内から51人の児童(小学4〜6年生)が応募、書類選考などにより12人の児童が選ばれた。すでに3月から活動を開始しており、児童らはミューザの開館記念日である7月1日に開くコンサートを創り上げていく。
4月12日には、オーケストラへの出演依頼をプレゼンテーション形式で実施、ミューザ川崎シンフォニーホールのフランチャイズオーケストラでもある東京交響楽団の楽団員約80人を前にスピーチを行った。当初は緊張していた子どもたちだったが、次第に自分のセリフを堂々と話し始めた=写真。
「音楽を知らない小さな子にも、音楽の良さを伝えられるような、楽しいコンサートを一緒に作ってもらいたい。東京交響楽団のみなさんには、弦楽四重奏で季節に関する曲やストーリーに合った曲を演奏してほしい」と熱いメッセージを伝えると楽団員らは大きな拍手を送っていた。子どもたちはこの後、広報・企画・運営の班に分かれ、コンサートをプロデュースしていく。
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