意見広告 井田地区土砂災害避難訓練にご参加を 川崎市議会議員 末永直
5月の記録を更新する暑さの中、第44回川崎市中原消防団の消防大会が去る5月31日、等々力緑地催し物広場で開催され、私も団員として参加しました。消防団では火災や地震などの災害に迅速に対応できるよう日夜訓練を重ねています。共に訓練できたことに誇りを感じます。
さて、今回は市政報告の一環として、来る6月7日午前8時から井田地区をモデルとして行われる「風水害(土砂災害等)の防災訓練」をとりあげます。大雨による土砂災害や河川氾濫から身を守る心構えや防災意識の高揚を図るための訓練を、地域住民と行政等が連携して実施します。
昨年の広島市や伊豆大島・大島町など毎年多数の土砂災害が発生し、多くの犠牲者が出ました。改正土砂災害防止法に基づく政府からの指示を背景として、この度川崎市が6月の土砂災害防止月間に合わせる形で、元々防災訓練を予定していた町会等に呼びかけ開催の運びとなりました。
訓練では「大雨に伴う、避難勧告を発令」との想定で、関係機関による情報伝達シミュレーションや無線放送、消防団及び警察の車両などによる地域への避難呼びかけにより、地域住民が要援護者や負傷者などへの対応も考慮しながら井田小学校までの避難を行います。風水害時の事前知識の講義や、避難所での備蓄物資の確認や炊き出し、AEDや三角巾、簡易担架を使った救急救命などの訓練を実施します。起震車による地震体験や応急救護訓練、給水訓練、放水訓練などもあります。
実施関係者は地域自主防災組織(井田共和会第2町会、第3町会、第4町会)、中原消防団住吉分団、中原区赤十字奉仕団、川崎市管工事業協同組合、中原警察署、川崎市総務局、中原区役所、中原消防署などで、総勢500人の参加が見込まれる大規模な訓練になる予定です。私も消防団、井田班の一員として臨みます。
災害は「忘れたころにやってくる」のは昔の話で「忘れる前にやってくる」時代になりました。一人でも多くの方のご参加が即、防災対策へとつながります。見学でも結構ですのでぜひご参加されてみてはいかがでしょうか。
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4月19日
4月12日