中原区版 掲載号:2015年8月21日号 エリアトップへ

中原杖道会の会長として、22年にわたりボランティアで杖道を指導している 佐藤暢(とおる)さん 中丸子在住 59歳

掲載号:2015年8月21日号

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杖道(じょうどう)の伝承と普及を

 ○…4尺2寸1分(約128cm)の杖(じょう)と太刀を使った形武道『杖道』。江戸時代に武術家の夢想権之助が宮本武蔵に勝つために編み出した武術で、剣・薙刀・槍・体術等の特長を取り入れている。自身が所属する神道夢想流は警察の警杖術の母体にもなっており、その杖道を中原中の格技室で指導する。「杖には『まあるく、まっすぐ、しなやかに』という言葉がある。この言葉のような生き方を伝えていきたい」と話す。

 ○…杖道を始めたのは32歳の時。雑誌で紹介されているのを目にし、「面白そうだな」とすぐさま見学に。高齢者と若者が一緒に稽古する姿を見て「いくつになってもできそうだな」と入門を決意した。杖道の魅力は「年齢や体格差を杖の技術でカバーできるところ」。その後、自主稽古のために中原中で稽古を始めた。「一緒に稽古をしましょう」と知り合いを誘ううちにその輪が広がっていき、22年の間に多くの人を指導してきた。

 ○…大分県の出身。高校を卒業し、就職を機に横浜に移り住んだ。現在はメーカーで輸出の取引を行っており、中原区から大田区の職場へ通う。通勤は自転車で「多摩川沿いを四季の自然を感じながらペダルを漕ぐのが気持ちいい」と癒しとなっている。幼少の時は体が弱かったため、チームスポーツは苦手だった。その頃から、自分のペースで取り組める武道に興味が湧き、これまでに空手や少林寺拳法も経験した。

 ○…杖道の『伝承と普及』を掲げ、「多くの人に伝えていきたい」と使命感を抱く。「『杖道』と言うと、柔道と間違えられたり、知っている人が少ないのが現状。まずは名前から普及させたい」。近年、日本は豊かになるとともに欧米化が進み、日本らしさが失われていると嘆く。杖道は所作や作法など日本らしさや歴史を学ぶことができる。「他のスポーツをやりながらでもいい。若い人たちにもぜひやってもらいたいね」

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