和歌山県で7月30日から8月2日に開催されたインターハイ(秩父宮賜杯第68回全国高等学校陸上競技大会)で、橘高校の金井直さん(3年)が・110mハードルで、法政二高の高田一就さん(3年)が400mハードルで、共に大会新で優勝した。
110mハードルで13秒85の大会新記録を打ち出した金井さん。中学入学当初は本格的に野球をやりたく、体力作りの一環として陸上を始めたという。しかし、中2で野球をやめ陸上へ転向すると才能を開花させ、昨年はインハイ3位に入賞した。「今年は練習通りの走りが出来た。優勝できて嬉しい。周囲に感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔の金井さん。
高田さんは小学生から陸上のクラブチームに所属し、中学時代は800mで活躍。高校入学後は400mハードルの練習を積み、今大会50秒27の大会新記録で優勝した。昨年はあと一歩のところでインハイ出場に届かず、悔しい思いをしたが、「走ること以外でも一つ一つの練習の意味を考えて取り組み、結果に繋がったと思う。周囲の支えがあったからこそ」と、感謝の気持ちを話す。
互いを意識
中原区内の高校から、大会新という快挙を成し遂げた2人の期待の星が誕生。お互い同じハードルの競技で、「区内に強い選手がいる」ということを意識していたという。インハイでは互いの決勝戦も観戦。大会新での勝利を見届けた両者は、共に「興奮した」とコメント。「今後もライバルとして良い刺激を」と金井さんが話すと、高田さんも「互いに高め合って行ければ」と、今後の意気込みをみせた。
なお、同大会女子400mハードルでは、橘高校の小山佳奈さんも6位入賞を果たした。
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