中原区版 掲載号:2015年10月30日号 エリアトップへ

「アミガサ」の歴史を後世に 11月12日、足跡たどる催し

文化

掲載号:2015年10月30日号

  • LINE
  • hatena
アミガサ事件のきっかけとなった多摩川の洪水(明治末期/提供 下河原小学校)
アミガサ事件のきっかけとなった多摩川の洪水(明治末期/提供 下河原小学校)

 住民が多摩川の築堤工事の早期実現を求め、神奈川県に直訴した「アミガサ事件」。この足跡をたどるイベントが11月12日(木)に開催される。主催するのは「アミガサ事件100年の会」。事件の史実を後世に伝えることが目的だ。

 アミガサ事件とは1914年、度重なる多摩川の氾濫に苦しんでいた流域の御幸村、日吉村、住吉・町田村(現在の中原区・幸区・鶴見区周辺)の住民500人以上が集まり、互いの目印としてアミガサを被り、県庁へ直訴に赴いた事件。その後、当時の神奈川県知事だった有吉忠一氏の判断で治水工事が進められた。

 この事件を後世に伝えようと活動している「アミガサ事件100年の会」では、活動の一環として事件の足跡をたどるイベントを11月12日(木)に開催する。同会会員でかわさき市民アカデミー講師として地域史を研究する関崎益男氏らがガイドを務め、当時の有吉県知事が国からの許可を得ないまま工事を進めた「有吉堤」や、昨年100年の記念碑が建立された八幡大神を見学する他、アミガサ事件をはじめ地域の会合の場として親しまれてきた無量寺の住職が当時の様子や生活ぶりなどについて講演する。

 アミガサ事件100年の会事務局で発起人の織戸美紀世さんは「先月に鬼怒川が決壊し多くの犠牲が出たが、この地域周辺でも過去に何度も多摩川の洪水や出水に悩まされてきた歴史がある。最近、新しい住人の方が増える中、この事件を知る人は少ない。後世に語り継いでいくためにも、ぜひ多くの方にご参加いただき学んでもらえれば」と話している。イベントは午前10時から12時頃まで、小雨決行。定員になり次第締切。

 申込み・問合せは、【電話】080・6531・7589(織戸さん)へ。

中原区版のトップニュース最新6

移転し再建の方針

川崎市市民ミュージアム

移転し再建の方針 文化

骨子案で公表、候補地は未定

6月11日号

町会支援に新補助金

川崎市

町会支援に新補助金 社会

活動後押し 7月導入へ

6月11日号

「自生ホタル」輝き放つ

中原区市民健康の森

「自生ホタル」輝き放つ 文化

育てる会、10年間の活動実る

6月4日号

球技専用スタジアムに

等々力陸上競技場

球技専用スタジアムに スポーツ

陸上は補助競技場改修

6月4日号

「ボール禁止」 看板を変更

市内公園

「ボール禁止」 看板を変更 社会

市、規制からマナー啓発へ

5月28日号

連合チームで初出場

学童野球天神町・今井西町

連合チームで初出場 スポーツ

ユニホーム別でも絆深め

5月28日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 8月14日0:00更新

  • 6月19日0:00更新

  • 6月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年6月11日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter