市政報告N0.7 緑あふれるまちづくりに向けて 川崎市議会議員 松井たかし
平成27年11月30日に中原区選出議員団の一員として、福田市長に対して平成28年度当初予算に対する要望(継続27項目、新規2項目)を行ってきました。
川崎市がすすめる都市緑化
川崎市では、市全体を「花と緑のうるおいあるまち」にしていくため、民有地緑化、都市緑化を積極的に進めるために、市民・事業者の方々から広く募金(寄付金)を募り、基金として積み立て、川崎市の緑化に係るさまざまな施策に活用することを目的とした「川崎市緑化基金」や、市制100周年を迎える平成36年度までに、100万本の植樹を目指す「市民100万本植樹運動」、市街地の貴重な緑となっている事業所のみどりを守り、育てていくため協定を締結し、協働で緑化の推進に取り組んでいただく「みどりの事業所推進事業」など、さまざまな事業により都市緑化を推進しています。
桃並木の再生・保存と歴史の継承を
そこで、平成28年度予算に対する新規要望事項の1つとして、緑あふれるまちづくりに向け「二ヶ領用水の再生と保存への対応」について要望しました。
具体的には、『二ヶ領用水沿いの桃並木は、桃の木の寿命や近年の気候変動等の理由により、最盛期から大幅に減り400本程度になっていること、また、平成27年3月に中原区の木として「モモ」が制定されたことに加え、桃並木の再生及び保存に向け、かつて中原区が桃の里であったという歴史を後世に伝え継承するため、二ヶ領用水沿いの樹木の伐採、伐根、土壌養成、河川護岸改修工事、植樹帯の設置など、桃並木の維持管理を充実し、あわせて、公共施設企業および市民に積極的に桃の木の植樹を推進するよう』に要望しました。
あわせて、公園緑地の整備、地球温暖化対策としての屋上緑化や壁面緑化の推進、街路樹や低木の維持管理の充実など、緑あふれるまちづくりをより一層推進するための要望もしました。
私たちが暮らすこの中原区を、夢と希望にあふれる豊かなまちにしてゆくために、自然と人とが共生する緑豊かな環境を創造してゆくことにこれからも尽力します。
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3月29日
3月22日