五色百人一首川崎大会が、川崎市生涯学習プラザで11月23日に行われた。主催は五色百人一首協会神奈川県支部。
大会には小中学生100人が参加。開始直後は緊張した表情を見せた子どもたちも、歌が詠まれると真剣な表情へ。上の句で札を獲得する子も多く、普段の練習の成果を存分に発揮した。今回の川崎大会では、参加児童、保護者、来賓など約250人が集まり、熱戦を見守った。
同大会は神奈川県内6地区で、伝統文化の普及や地域交流を目的に開催。五色百人一首とは、小倉百人一首を20枚ずつ5色に色分けし、対戦するもので、一回の対戦を2〜3分で行えるため、小学校低学年や未就学児も気軽に親しめる百人一首だ。小学3年以下の部と中学生以下の部に分かれ、一人6試合を行い上位者が決勝トーナメントへ。高学年の部で優勝した西塚爽夏さん(5年)は「学校以外で色々な人と試合をするのは、とても良い経験」と笑顔をみせた。
運営にあたった教師同士が教育技術向上を目指し切磋琢磨する有志団体「TOSS」の川崎支部事務局、田丸義明さんは「楽しみながら伝統文化を学べる良い機会。また交流を通じて成長につながれば」と話した。
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