意見広告 安心して働き・暮らし・子育てしていける神奈川に 日本共産党神奈川県会議員 君嶋ちか子
1 私たちの基準は
4月に県議会に送り出していただき、早くも新しい年を迎えました。私たち共産党県会議員団の政策に対する判断基準は、「県民の皆さんの暮らしを支えるものか否か」次いで「自治体が税金を使って行うことがふさわしいか否か」等です。
黒岩県政は「世界にアピールする」「新しい産業の創出」等を、優先的に打ち出しています。多くの県民の暮らしは、後景に押しやられているかのようです。
2 代表質問では
12月3日の代表質問では、県庁と県の関連組織の働き方を取り上げ、県内全体の働き方の改善を目指しました。また、中小企業を技術面で支えてきた産業技術センターの在り方にかかわり、県の産業政策にも言及しました。知事は「イノベーション」などを強調し、新しい産業の創出に偏重しがちですが、現に存在している地域の企業をしっかり支えることこそ県の役割であると訴えました。
「県立高校改革」も取り上げました。現在、20〜30校の削減が計画されています。神奈川県は既に25校を削減しており、その結果、全日制高校進学率は、全国で46位です。全日制進学を諦めざるを得ない子どもが、1300人以上にのぼっています。この状態で、さらに削減することを誰が望んでいるのでしょうか。また「計画」では、「学力向上進学重点校」「ICT利活用研究推進校」等々、学校をタイプ別に特定しています。これも大きな問題です。中学の段階で適性と将来を見通せるでしょうか。望まれているのは、希望者の入学を保障する教育環境の拡充であり、耐震化・老朽化対策等の環境整備です。当事者を苦しめる「高校改革」の撤回を求めました。
3 県民の暮らし優先で
今年も引き続き、県民の暮らしに直接届く施策を求め、県財政を県民の暮らし優先に使う県政を目指したいと思います。世界から注目されることより、安心して働き・暮らし・子育てしていける神奈川こそめざしたいものです。
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4月12日