神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2016年1月8日 エリアトップへ

新春インタビュー 「住みたい・住み続けたい街に」 鈴木区長、新年の抱負を語る

社会

公開:2016年1月8日

  • LINE
  • hatena
取組みなどについて語る鈴木区長
取組みなどについて語る鈴木区長

 新年にあたり、本紙では鈴木賢二中原区長にインタビューを行った。就任から1年4カ月、昨年の取組みや今年の抱負などについて話を聞いた。

(聞き手/本紙・中原区編集室 有賀友彦)

 ―昨年を振り返って、どんな一年でしたか

 区長「区長に就任したのが一昨年9月でしたので、昨年は一年通して中原区に関わることができました。その中で感じたのは、小杉の再開発や企業の社宅が多いことなどもあり他都市に比べ若い世代の転入が増え、ファミリー層を中心に街が賑やかということです。また、長く住まわれている方と新しく住み始めた方との交流も盛んで、各地区の祭や運動会などのイベントでも『自分たちで盛り上げよう』という自立性の高さと活気を感じましたね」

―具体的な取り組みを挙げるとすればどうでしょう

 区長「例えば、昨秋、中原区区民会議が”区民一斉で街をきれいに”を合言葉に清掃活動に臨みました。元々活動している方にとってもステップアップになった企画だったと思います。また、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントが中心となり、新たなイベントの開催や盆踊りの復活などもありました。

「地域包括ケアの土台づくりを」

 外出機会を望むタワーマンションの住民の方も参加するなど、顔見知りがふえ新しいコミュニティが構築されてきています。いずれの地区の方も、とにかく自治活動に熱心です。警察・消防など公共機関の協力も大きく、中原区全体での地域交流を実感できた一年だったと思います」

―今年の抱負をお聞かせ下さい

 区長「昨年3月に川崎市地域包括ケアシステム推進ビジョンが策定され、今年4月から具体的な取り組みがスタートします。医師、介護ヘルパー、企業、家族、ボランティアなど支援に関わる立場の人が顔の見える関係を築き、「支え合い、助け合える安心な地域づくり」という一体的な医療・福祉を進めるという考え方です。この考え方は、医療・福祉だけでなく、子育てや地域の見守りなどにも活用できると思います。区役所としても、区民の皆さんの理解を得ながら、地域特性などを踏まえたシステム構築の土台づくりをしていきたいと思います」

―最後に、区民にメッセージをお願いします 

 区長「今年は、オリンピック・パラリンピックがブラジルで開催され、4年後は東京となります。ここ中原区でもスポーツパートナーをはじめトップアスリートの活躍が盛んで、等々力陸上競技場、とどろきアリーナなどスポーツ施設も充実しています。小中学校でも『ふれあい教室』を実施するなどして、スポーツによる地域活性化も図っていきたいと思います。そして何より、全ての区民の方に『住みたい・住み続けたいまち』と言ってもらえるよう、区役所職員も一丸となって取り組んでいきたいと思います」

中原区版のトップニュース最新6

11年ぶり、全面刷新

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新

利便性、視認性を向上

3月29日

ブルーインパルスが飛行

川崎市制100周年

ブルーインパルスが飛行

6月29日、等々力緑地上空に

3月29日

40年の節目、絵画で演出

住吉ざくら

40年の節目、絵画で演出

5年ぶりにパレードも

3月22日

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震2カ月超

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 川崎市啓発に力

3月22日

ランドセルを無償譲渡

さくらや金川さん

ランドセルを無償譲渡

「子育て世代を応援したい」

3月15日

「電子商品券」導入へ

ふるさと納税

「電子商品券」導入へ

市、4月から返礼品に

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook