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中原区版 公開:2016年2月12日 エリアトップへ

市政報告vol.9 中原区民の交通利便性・便利さ向上のために 川崎市議会議員 末永 直

公開:2016年2月12日

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 私は昨年12月18日の一般質問で、既存のバス路線の充実を図るよう、川崎市に強く要望しました。質問にあたり中原区内すべてのバス停留所にそれぞれ一日何便バスが来るか集計し、データ化もしました。例えば井田消防署前を北上し、井田中学校交差点を左折、大戸小学校前を通り武蔵中原駅へ行くバス路線があります。なんと本路線は朝と夕方しか運行していません。乗客が少ないからといってもあまりに極端です。現に「昼間も走らせてほしい」との声が寄せられています。

 さて、川崎市は4月1日から小杉駅発着便を中心に増便します。先週本紙に掲載されたので具体的な便数は割愛しますが、井田病院〜小杉駅東口の運行回数増。蟹ヶ谷〜元住吉を小杉駅方面に延伸。井田病院乗継便(井田病院〜井田営業所)を増回、しかも乗り換えによる追加料金はなし、などです。ダイヤ等は調整中とのことです。課題もあります。先の路線のように極端なものにならず、住民のニーズに合ったものにしていただくよう引き続き川崎市に要望します。

 一方で、道路幅員不足で、現状ではバスの運行が難しい地域があります。例えば川崎市国際交流センター周辺がそうです。私は先の一般質問で「(関東労災病院前の道路で、踏切がある)都市計画道路苅宿小田中線が完成すれば、路線バス運行の可能性は出てくるか」と質問したところ、交通局長は「完了すれば、走行環境面の課題は解決され、さらに経営面で、採算性の確保が見込めれば、可能性が出てくる」と答弁しました。初めてのことです。この地域にお住まいの住民にとって一つの「希望」が提示されたものだと私は受け止めました。

 以上のように、バス路線の見直しや系統新設等による利便性向上は極めて大事ですが、設備の充実による便利さ向上も求められていると思います。「タブレット型運行情報表示機」(写真掲載)という機械があります。【1】方面別の運行情報、【2】発車・到着予定時刻、【3】主要停留所までの所要時間、などが一目でわかる特徴があります。横浜市ではコンビニ店内のイートインコーナーを市営バスの到着を待つ方用の待合スペースとして開放し、タブレット型バス接近表示機を設置しているところもあります。中原区でも、「タブレット型運行情報表示機」が近々設置される予定のバス停があります。予算には限りがあり、すぐに全てのバス停に設置は困難ですが、設置拡大を目指して参ります。

 今後も引き続き、中原区民の交通利便性・便利さ向上の為、努めて参りますのでご指導の程「末永く」よろしくお願い致します。

「タブレット型運行情報表示機」の例
「タブレット型運行情報表示機」の例

末永直

suenagayuke26@gmail.com

TEL:044-789-5823

http://suenagayuke.com/

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