市政報告N0.11 教訓を活かした防災計画・訓練を 川崎市議会議員 松井たかし
2011年3月11日、いつものように会社で仕事をしていました。これまでに経験した地震をはるかに超える長くて大きな揺れに、私は会社での防災訓練の通り机の下に身を隠したことを覚えています。震災から1年を過ぎた頃、宮古市・大槌町・釜石市を訪れ、被災地の現状を目の当たりにするとともに、当時の話を伺いました。特に、釜石市鵜住居地区を訪れたときに聞いた「釜石の悲劇」は、これからの防災に活かさなければならない教訓だと感じています。本市をはじめ、多くの自主防災組織が防災訓練を行っています。その訓練が、災害が起きた時のことを想定した訓練になっているか、訓練のための訓練になっていないかなど、この日を契機に毎年確認し、ひとり一人がいざという時の避難場所を確認・意識することの重要性を訴えてまいります。さらに、本市では必要な情報を的確・タイムリーに提供する情報発信ツールとして「かわさきアプリ」(防災・子育て分野)の運用が始まります。この新しいツールを活用するなど、防災意識の高揚により一層取組んでまいります。
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4月19日
4月12日