昨年販売された川崎プレミアム商品券の記念イベント「川崎国際音楽祭」が3月29日にミューザ川崎シンフォニーホールで行われ、約1200人が観覧した。
カラオケ部門では地区予選を突破した21組が舞台に上がり、それぞれの十八番を熱唱。コメンテーターとして訪れた作曲家の水森英夫さんは「背筋を伸ばして歌えば音が安定する」、「パワーはあるが節を入れすぎ。メリハリが上手くできれば世に出る才能がある」などと一人ひとりにアドバイスを送った。
紅白の姿に歓声上がる
第2部は近藤岳さんのパイプオルガンの演奏が行われ、トリを飾ったのはゲストの演歌歌手・山内惠介さん。昨年末の紅白歌合戦に初出場した時の衣装で登場すると会場からは大きな歓声が。オリコン週間ランキング総合5位を記録した新曲「流転の波止場」など全7曲を熱唱すると、市民や駆けつけたファンからはペンライトでの声援も送られていた。山内さんは曲間には笑いを誘うトークを交えながら、終始和やかな舞台となった。
川崎市商店街連合会の猪熊俊夫会長は「初めての取組みだったが、カラオケ出場者は全員上手く、主催者側も一体となり企画できた。来年も…という声もあり満足頂けたようで嬉しい」と話した。
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