市政報告N0.13 「防犯灯LED化ESCO事業」を導入します 川崎市議会議員 松井たかし
市内の防犯灯について、これまで町内会・自治会等で維持管理を行っていただき、市は防犯灯の設置や電気料等に対して補助を行ってきましたが、環境負荷や維持管理等に係わる負担の軽減を図ることを目的として、町内会・自治会等が維持管理する防犯灯を市に移管していただき、一括して防犯灯のLED化を行う「防犯灯LED化ESCO事業」を平成29年度から導入します。
ESCO(エスコ)事業とは、Energy Service COmpanyの略称で、市と契約したESCO事業者が、従来型防犯灯を一斉にLED防犯灯に交換する工事と、その後の10年間にわたる維持管理業務をあわせて行うものです。市は電気料が下がった分の一部をESCO事業の費用として、10年間分割してESCO事業者に支払います。町内会・自治会等から市へ移管するものは、東京電力との契約が「公衆街路灯A契約」のもので、すでにLED化している防犯灯、平成28年度にLED化する防犯灯、及び防犯灯が設置された専用柱(東京電力やNTTの電柱とは別に、防犯灯の設置を目的にした柱)を含みます。
平成29年度からの事業開始に先立ち、平成28年度に防犯灯の現地調査と工事事業者による交換工事を行います。このESCO事業を導入することにより、電柱や専用柱に設置された「公衆街路灯A契約」の防犯灯を一括でLED化し、環境負荷や維持管理等に関わる町内会・自治会等の負担の軽減を図ることができます。
中原区では、4月26日に防犯灯LED化ESCO事業について、各町内会・自治会等の担当者を対象者とした説明会が開催されるとともに、平成28年度から導入予定の防犯カメラ設置事業の需要把握のためのアンケート調査が実施されます。
私は、ESCO事業をはじめ、新たな、また既存の事業を含め、市民の皆様が「明るく、安全で、安心して暮らせる」まちづくりを推進するために、市民の皆様の声を市政に反映して参ります。
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4月26日
4月19日