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中原区版 公開:2016年6月3日 エリアトップへ

ボブスレーの五輪強化指定選手として2018年の平昌冬季五輪を目指す 川崎 奈都美さん 川崎市出身 27歳

公開:2016年6月3日

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ポジティブに世界に挑む

 ○…「氷上のF1」とも呼ばれるボブスレーの五輪強化指定選手として平昌冬季五輪を目指す。「ボブスレーに出会えたのは私の運命。最初で最後の挑戦としたいから後悔だけはしたくない」と五輪に向けた覚悟は相当だ。5月27日にはエポックなかはらで『世界と闘うポジティブ人生』と題した講演を開いた。「地元でこのような機会をつくって頂き嬉しい。小さな光だけをみて前向きに進んできた私の人生話が皆様のお役に立てば」と話す。

 ○…東海大学2年の時に授業でボブスレー協会の話を聞き練習会に初参加。「当時の基準は走れて体重がある人だった」と苦笑い。60m6秒の俊足をいかし新人ながら選考会で勝ち残り、デビュー戦はいきなり海外。しかし結果は出せず、「悔しかったが、世界で活躍する選手を見てもっと速く滑りたいという気持ちが強くなった」と闘志に火が付いた。大学4年の時には全日本選手権3位になるなど着実に力をつけてきた。ソチ五輪では強化費の都合上男子チームしか出場出来ずに「マイナースポーツの厳しさを実感した」が希望を捨てることはなかったという。

 ○…高津区子母口生まれ。東橘中時代は陸上部に所属しハードル選手として活躍。「身長が160cm以上あって周りに比べるとハードルが低くみえていた。走るたびに記録も出て楽しかった」と市の大会では常に上位だった。陸上と共に夢中になったのが友達との時間。「ノクチ集合」を号令に溝口に集まりカラオケやプリクラ撮影を楽しんだという。現在も市内のスポーツクラブに通うなど「川崎っ子の川崎です」と笑う。

 ○…3人兄弟の長女で姉御肌。子ども好きという一面を持ち、将来は「子ども達に経験を伝えられる仕事をしたい」と微笑む。「迷惑をかけた家族や仕事を与えてくれた企業など支えてくださる方々のおかげで競技を続けられている」と感謝の思いが成長へのモチベーションとなっている。

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