川崎フロンターレ中原アシストクラブ(藤本秀明会長)が人形劇団ひとみ座、中原区と協力して実施した歯磨き指導事業。昨年、健やか親子21国民運動―8020の里賞で最高位の優秀賞を受賞したことを受け、主催の(公社)母子保健推進会議、株式会社ロッテの担当者が視察に訪れた。中原区役所で行われた報告会では活発な意見交換がなされた。
視察に訪れたのは、母子保健推進会議の林謙治会長、株式会社ロッテの広報・宣伝部渉外室の清水和正室長代理らの4人。8020の里賞の受賞、地区組織の活動についての視察に訪れた。
報告会では、川崎フロンターレのマスコットキャラクター・ふろん太君を使った幼児への歯磨き指導「フロンターレで毎日元気いっぱい事業」について、中原アシストクラブ、ひとみ座、中原区がそれぞれ説明。これまでに区内のイベントや保育園で人形劇を披露したほか、正しい生活リズムと楽しい歯磨き習慣をまとめたDVDを作成・上映した事業が保護者や子どもから好評だったことなどを話した。今回の事業を通して、子どもたちが楽しんで歯磨きをしているという話になると、視察団も関心を示していた。それぞれの説明の後には、視察団からの質問や、地域包括センターなどの話も飛び交い、熱心に説明する区職員の姿も見られた。中原区地域みまもり支援センターの担当は「企業と区役所が連携して一つの事業を行うモデルになった。それについても詳細を確認して頂けてよかった」と話す。
中原アシストクラブの藤本会長は「今回の視察を受けて、最高賞を受賞できたことは、改めて栄誉なことだと感じた。今年の事業へのプレッシャーも感じるが、子ども達のために頑張りたい」と話す。
同クラブでは、今年度は株式会社ドールとともに食育をテーマに事業を展開する予定で、区内の認定保育園に通う園児ら約1000人を招待するという。
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