市政報告 等々力緑地「じゃぶじゃぶ池」水遊び施設整備について 川崎市議会議員 松原しげふみ
等々力緑地内に整備されている陸上競技場や硬式野球場等の運動施設については老朽化などの課題が指摘されている中、川崎市では等々力緑地全体の再編整備が進められています。陸上競技場はメインスタンドの改修が終り、今後はサイドスタンド及びバックスタンドの改修が行われます。硬式野球場は解体工事が終り、平成30年度の完成を目指し、工事が進められています。平成28年度内には正面広場や周辺の工事が終了します。また、主要施設の一つである「プール」については「昭和43年に共用が始まり老朽化が目立ち、近年は児童の利用が主となっていて利用期間も約2ヵ月と短く、6千平方メートルがフェンスに囲まれており有効利用がなされていない」との指摘がありました。整備計画では「児童の利用が多くみられる中、利用期間を長くするにはじゃぶじゃぶ池などの親水性のある施設への変更を検討し、プールについては今後の大規模施設への複合化等の可能性について検討していく」との方向性が示されていました。平成27年12月議会で市長は「限られた用地の有効利用や利用期間を考慮し、陸上競技場のサイド或いはバックスタンド下へのプール複合化の可能性について事業評価の中で検討していく」との考えを示しました。
じゃぶじゃぶ池3つのデザイン案
さて、年間を通じて利用可能な「じゃぶじゃぶ池」の整備状況についてですが平成26年度〜27年度に整備に向けての調整が行われ、本年度はデザイン3案について地元住民の皆様への説明を行い、意見・要望をまとめ成案としてまとめられます。3案共にそれぞれに樹木と芝生に囲まれた中に水辺を配したもので親水性を深める案となっています。A案は、島を囲み池の水が流れるようにみえます=左記A。B案は大きな池から下流に水が流れているようにみえ中央にはすべり台があります=左記B。C案はA・B案とは異なり、3辺が直線で結ばれ他の1辺には複数の水層があり池に水が流れ込むようです=左記C。それぞれに特徴のある提案となっています。工事の着工は隣にできる硬式野球場完成後の平成30年9月以後になる見込みです。
中原区民へのアンケートでは区の魅力的な場所の第1位に選ばれた等々力緑地です。スポーツや緑、レクリエーションや憩いの拠点となり、今後も住みたい街、住み続けたい街づくりをすすめてまいります。
松原しげふみ事務所
中原区新城5-2-3
TEL:044-751-8855
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4月12日