市政報告N0.20 JR武蔵小杉駅の安全対策について 川崎市議会議員 松井たかし
平成28年第3回川崎市議会定例会(9月5日〜10月17日)で私が所属する会派の代表質問(9月15日実施)において、武蔵小杉駅周辺の安心・安全に対応したまちづくりの取組みの一環として、JR武蔵小杉駅の安全対策について質問しました。
JR横須賀線およびJR南武線の両ホームの混雑状況、特に朝の通勤時間帯は、限界に達しています。その安全対策については、東京メトロで発生した視覚障害者のホーム転落事故からも明らかなように、転落事故や電車との接触を防ぐため、ホームドアや可動式ホーム柵の設置が必要不可欠です。また、それらが設置されるまでの間、ホームの安全確保のための暫定対策として、固定式ホーム柵の設置や一部の駅で導入されているロープ状のものを張った簡易的な設備整備も有効な手段であることから、安全確保のために行っているこれら取組みへの見解および整備の可能性について質問しました。さらに、前述のホーム転落事故を受け、国土交通省においても鉄道各社から成る検討会を設置し、再発防止策、ホームドアの設置前倒しの検討方針を固めたとの報道があり、この国の方針も踏まえた対応の検討、その進捗状況、今後の見通しについても質問しました。
市「早急な設置を要望していく」
JR武蔵小杉駅のホームにおける安全対策については、「固定式ホーム柵等の設置については、転落事故を未然に防ぐ一定の効果はあるものの、安全性、信頼性に対する課題もあることから導入に至っていない。東京メトロでの転落事故を受け、体の不自由な方への声かけをより一層強化する」との見解がJR東日本より示されました。
一方、川崎市としては、「これまでも1日当たりの駅乗降者数が10万人以上の駅において、優先的にホームドアを設置するよう同社に対し要望していますが、その中でも、混雑状況が著しいJR武蔵小杉駅については、早急なホームドアの設置を改めて強く要望していきます」とのことでした。
私は、ホームの安全確保は、非常に重要であると思います。そのため、ホームドア等が早期設置されるよう、引き続き取組んでまいります。
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3月22日