下小田中の安楽寺(宗澤文良住職)で先月16日、江戸時代中期に描かれた「六道地獄絵」が公開され、大道芸研究会会長の麻布十兵衛氏(本名:栢木興太郎)が絵解き口上を行った。
毎年、地獄の蓋が開くとされる藪入りの1月16日と8月16日のみ公開している安楽寺の六道地獄絵。住職の親戚である麻布氏が絵解きを始めて7年になる。11幅の掛け軸1枚1枚について、「これはこの世におる時に〜」「〜地獄の苦しみなり」など、死後の世界観を来場者との会話を交えながら解説。麻布氏は「これだけ立派に揃っているところは少ない。語り継いでいかなければ」と話していた。
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