神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2017年3月31日 エリアトップへ

新城に屋台?本屋?劇場? あす4月1日始動「まずは社会実験」

社会

公開:2017年3月31日

  • X
  • LINE
  • hatena
明りの灯った新城劇場
明りの灯った新城劇場

 武蔵新城駅北口、南武沿線道路を挟んだ向かいに突如出現した「屋台のある本屋 新城劇場」(上新城2の9の1)。謎に包まれていた”本屋プロジェクト”がいよいよあす、開幕する。

 プロジェクトが動き出したのは昨年秋。地元の不動産オーナーである石井秀和さん=人物風土記で紹介=と、新潟で若者が集うゲストハウスのような本屋「ツルハシブックス」をつくった西田卓司さんが出会い、意気投合。一緒に何かやってみようと地元不動産の(株)ジェクトともタッグを組み、手探りの企画が始まった。西田さんは「新城は住んでみたいと思える”営み”のあるまちだなと。まちの魅力づくりに関われるという新しさに惹かれた」と話す。

 開店間近の新城劇場の中に入ると手作りの屋台と本棚が並ぶ。基本となるのは「高校生に向けた本屋」としての古本販売だが、目指す方向性はあえて未定。大学生や20代の若者が店員として店を運営したり、高校生が立ち寄って知らない本や人と出会ったり、地元の主婦が作った小物を屋台で販売したり――。それぞれが「共演者」として「劇場」を作っていく。「何かしたいけど何がしたいかわからない人たちが集う場。どうなっていくかは参加者次第。とりあえず半年、社会実験だね」と石井さん。

 まずは4月1日(土)、2日(日)に「開店してみます」と、スタートもゆるやか。両日午前11時〜午後5時。入場無料(商品購入別途代金)。昼の時間帯には悩みを聞いて本を”処方”してもらえる「本の処方箋イベント」も実施する予定だ。「将来的には高校生が小さな商いを始める場になってほしい。そのきっかけが本や店員さん、他のお客さんだったらいいなと思う」と西田さん。半年後どんな場になっているのか、見守っていきたい。

中原区版のローカルニュース最新6

富士通、16年ぶりV

女子バスケWリーグ

富士通、16年ぶりV

 市スポーツ特別賞受賞

4月19日

実践例盛り込み改訂

中原区

実践例盛り込み改訂

市民活動紹介の冊子

4月19日

「地元の戦火・傷跡知って」

「地元の戦火・傷跡知って」

中原空襲展 会長、思い吐露

4月19日

吉川さんが一日警察署長

元AKB48

吉川さんが一日警察署長

交通事故防止を呼び掛け

4月19日

初代市長石井氏を語る

市制100周年事業

初代市長石井氏を語る

市観光協会会長ら登壇

4月19日

人口155万人を突破

川崎市

人口155万人を突破

政令自治体で6位の規模

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook