国土交通省は、2017年1月1日時点での公示地価を発表し、中原区は県内の住宅地の平均価格で7年連続のトップに。商業地でも平均価格で3位となった。
公示地価は国土交通省のの土地鑑定委員会が年に1回、全国2万6000地点の標準地を対象に1平方メートルあたりの価格を算出したもの。土地の取引価格の指標となる。中原区内には標準値が34地点(住宅地23、商業地11)ある。
県内の市区町村別に見ると、中原区は住宅地の平均価格が36万2400円/平方メートルで1位。標準地ごとでは、住宅地で日本医科大学新丸子キャンパスの西側にある小杉2丁目207番4が58万3000円で2位、ほかに今井南町、木月の2地点がトップ10にランクインした。
商業地では、75万8300円/平方メートルで3位。標準地ごとでは、武蔵小杉交差点角にある新丸子長922番1外が165万円/平方メートルで県の9位に入った。
上昇率では、住宅地が2・1%で昨年比0・1ポイントの上昇、商業地が3・6%で昨年比0・5ポイントのマイナスとなった。
今回の結果を受けて、市財政局資産管理部資産運用課では「中原区内の需要は依然として高く、引き続き上昇傾向にある。他区では、起伏の多いところ、利便性の良くないところは、上昇率が鈍い場所もあるが、中原区の特性として利便性に恵まれており、今後も継続して上昇していくと思われる」と話している。
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