過去3年間に市内の商店街で開業した店を表彰する「川崎市空き店舗活用アワード事業いらっしゃい!商店街のNewShop」の結果が発表され、新城のイタリアン・ラミアフォルナーチェが大賞、木月のカフェ・Muiが奨励賞に輝いた。3月23日には市役所で表彰式が行われ、福田紀彦市長から表彰状が手渡された。
ラミアフォルナーチェは2014年にオープン。薪窯で焼いたピッツァ、自家製のドルチェ、全席禁煙の店内などのこだわりや、商店街の理事として組合への勧誘やイベントを企画するなど、精力的に活動していることが高評価となった。店主の吉崎塁さんは「受賞は嬉しい。都内でも通用する店を新城に出すという思いでやっている。これからも地域に密着するとともに、周辺からも足を運んでもらえる店を作っていきたい」と話す。
カフェMuiは、珈琲豆販売や全国でのセミナー、菓子ブランドの立ち上げなどとともに、フェイスブックグループ「ふらっと元住吉」を主宰する活動が評価された。店主の大沢征史さんは「賞を頂いたことで、お店だけでなく、元住吉にも注目してもらえたら」と話す。
同表彰は昨年から始まり今年で2回目。店の実績、今後の展望などを審査し大賞を決める。今年は17件の申し込みがあり、受賞は4件。中原区内の2件のほか、カフェくもい(幸区)、自家焙煎大月珈琲店(多摩区)が優秀賞を受賞した。
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