自分が生まれ育った町では、周辺に図書館がなく、小さな書店と、たまに自動車文庫が来るくらいで、限られた本しかありませんでした。自宅や近所や学級文庫の本を繰り返し読み漁っていましたが、その時に読んだり、読んでもらった本は、何十年たった今でも絵や内容までよく覚えています。そんな経験からも、幼い頃に絵本や読み物に親しんだ体験は一生の思い出や財産になると感じますし、少しでも図書館がそのお役に立てればと思います。
平成23年度に約33万1千冊だった中原図書館の児童書の貸出冊数は、移転開館後の平成27年度には59万冊を超えるなど、児童書の利用は増え続けていますが、まずはお子さんが図書館で本を手に取って、本の絵や言葉のリズムに親しんでいただければと思います。
中原図書館では、3歳〜5歳児向けのおはなし会をほぼ毎週開催しているほか、小学生向けや季節の大きなおはなし会、大人も参加できるおはなし会なども開催しています。図書館ＨＰなどをご覧いただき、ぜひご参加ください。
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