市政レポート イクボス精神で成熟した社会を 自民党川崎市議団副団長 原 典之
川崎市では今年度、市がめざす都市像やまちづくりに向けた「川崎市総合計画」の第2期実施計画への取り組みが進められています。その中で、働き方・仕事の進め方改革が盛り込まれています。
現段階の内容としては、「職員の働く環境の整備と意識改革」の中において、
・長時間勤務の是正
・ICTの活用
・メンタルヘルス対策など。
「多様な働き方改革の推進」においては、
・女性活躍推進、次世代育成支援
・障害者雇用の拡大
・高年齢職員の活用など、とされております。
その方針として「ワークライフバランスを重点的に進めていく」とありますが、ソーシャル(社会活動・社会貢献)の文言が無いのは何故かと、理事者に質問しました。その回答は「今回初めての取り組みであり、まずは働く環境改善と個人の時間をいかに作るかを考慮した」との内容でした。
昨年、川崎市はイクボス宣言をし、議会側も、イクボス宣言を応援する決議を全国初で全会一致にて可決しました。イクボスとは上司が部下のワーク(仕事)ライフ(私生活)ソーシャル(社会貢献)をバランスよく過ごすことに理解を示し、上司自らも実践し業績(目標達成)を出していこうとの意味です。
川崎市も4月24日現在で人口が150万人を突破しました。成熟した社会にするためには、一人一人の心の余裕と遊び心も大切です。子育てに、仕事に、介護にと様々なストレスを抱える現代に対してイクボス精神をこれからどんどんと取り入れ、住みよい社会環境をめざして参ります。
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3月22日
3月15日