昨年6月に中原区役所敷地内に開設された小杉っこスペースが、10月に小杉3丁目・国道409号(府中街道)沿いに移転する予定であることがわかった。
小杉っこスペースは、小杉3丁目東地区の再開発に伴い、昨年3月に休館となった小杉こども文化センターの代替施設。中原区役所の敷地内にある旧水道局職員詰所にオープンしていた。
当初、現在の場所は今年3月までの使用期限で、4月からは新しい場所に移転する計画だったが、市こども未来局青少年支援室では「良い移転先が見当たらなかったため、計画より遅れてしまった。今回、土地の目星がついたため、地域の方に説明をしながら、移転の準備を進めていきたい」と話す。
移転予定地は国道409号沿いの川崎市総合自治会館の北隣。この場所は道路の拡幅のために、市が所有している土地で、現在は更地となっている。
「広いスペースを確保できる」
移転後の小杉っこスペースについて、市の担当者は「今の場所よりも広いスペースが確保できる。建物はプレハブのような形になるのではないか。ただ、建物や工事の詳細は未定で、業者の選定などはこれから詰めていきたい」と話す。休館中の小杉こども文化センターが完成する2019年度までの期間限定の開設となる予定。
現在の小杉っこスペースは、市民からの要望などを受けて急遽開設された施設。そのため、市では代替地を昨年から探していた。
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