市政報告vol.24 中原区でも『わんわんパトロール』の導入を 川崎市議会議員 末永 直
私は今、柴犬を飼っています。散歩を喜び、はしゃぐ愛犬の姿にはいつも目元が緩みます。仕事柄、夜間の散歩が多いのですが「この散歩の時間が地域の為になるように活きないだろうか」と考えます。
ちょうど三か月前に「ホットスポットパトロール」の取組について寄稿させていただきましたが、おかげさまで、去る6月に出された、川崎市安全安心まちづくり推進協議会の「平成29年度川崎市安全安心まちづくり推進計画」の中身に、「犯罪・非行が発生しやすいホットスポットにおけるパトロール」と新規に文言が追加しました。
関連して、地域の犯罪抑止等には「人の目」が増えることが何よりも重要であり、愛犬との散歩が、犯罪を抑止するための地域の「目」として、飼い主もしくは飼い犬が目立つビブス等をつけて犯罪抑止のためのメッセージを発信すれば、一石二鳥。飼い犬との散歩が地域を守るための社会貢献になることを実感すれば、生きがいや充実感にもつながり、一石三鳥にもならないかと思い至りました。
そこで、先の議会の一般質問において、中原区長、市民文化局長に「わんわんパトロール」導入についての質問をさせていただきました。現状におけるより「効果的な取組」について中原区長に伺ったところ、「地域のつながりの中で見守りの目を増やしていくことは大変重要であり、中原区としては、関係局等と調整し、町内会等の協力を得ながら、防犯活動に興味のある愛犬家の皆様に、地域の防犯パトロールなどの活動への参加を促す取組を進めてまいりたい」とご答弁いただきました。非常に前向きな答弁で、意欲のある方は「町内会等」の団体を通して「できる」可能性が高くなりました。
また、市民文化局長からも、「こうした活動を行っている町内会・自治会などの 防犯活動団体に対して、腕章やビブスなどの防犯グッズの貸与を行っている」「『ながらパトロール』などの広がりに向け、川崎市安全・安心まちづくり推進協議会などを通して、活動情報を共有してまいりたい」とご答弁いただきました。
引き続き、本問題提起が取組として現実化できるよう活動して参ります。
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4月19日
4月12日