神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2017年9月1日 エリアトップへ

川崎市 区民会議 休止へ 第6期後、在り方再検討

政治

公開:2017年9月1日

  • X
  • LINE
  • hatena

 区民が主体となり、まちの課題解決に向けて検討する「区民会議」が来年、休止することがわかった。休止時期は、現在活動中の第6期委員が任期満了する来年3月と6月(区によって異なる)。川崎市はその後活動の総括を行い、2019年3月までに再開か廃止かを含めて方針をまとめる予定だ。

◇  ◇  ◇

 区民会議は、区民主体で行政とともに地域課題の解決を目指すことをテーマに2006年から各区でスタート。委員は推薦や公募で集まった約20人。1期2年で委員に就任し、防災や防犯、地域コミュニティ構築などの課題をあげ、調査審議を行ってきた。解決策をまとめて、期ごとに区長に審議結果や対策案を提出する一方で、案の実践や解決のための継続的な取り組みが課題とされていた。

 これを受けて川崎市は区役所改革の一環で、昨年6月に「川崎市共に支え合う地域づくり検討委員会」を発足。区民会議だけでなく、まちづくり推進組織や地域包括ケアシステムの構築もふまえて調査審議。今年3月にまとめた報告書内で、市民が主体となるこれらの組織について「今後、必ずしも既存の区民会議の枠組みを前提とせず(中略)新たなしくみを検討することが必要」と提言していた。

 中原区区民会議ではこれまで、防災、ゴミ問題、交通マナーなどの課題について審議。少しでも実践できるテーマを選び活動に取り組んできた。3期にわたり委員を務める成田孝子委員長は「陳情ではなく、まちのことを行政と話せる有意義な場だったが、中原区は10年で外部からの人口が増え、価値観も多様化している。委員の抽出方法や会議の開催時間などを検討する必要があるが、区民参加型のしくみはあってもよいのでは」と話した。

中原区版のトップニュース最新6

11年ぶり、全面刷新

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新

利便性、視認性を向上

3月29日

ブルーインパルスが飛行

川崎市制100周年

ブルーインパルスが飛行

6月29日、等々力緑地上空に

3月29日

40年の節目、絵画で演出

住吉ざくら

40年の節目、絵画で演出

5年ぶりにパレードも

3月22日

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震2カ月超

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 川崎市啓発に力

3月22日

ランドセルを無償譲渡

さくらや金川さん

ランドセルを無償譲渡

「子育て世代を応援したい」

3月15日

「電子商品券」導入へ

ふるさと納税

「電子商品券」導入へ

市、4月から返礼品に

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook