東京箱根間往復大学駅伝競走で4年連続区間賞を獲得し、「山の神」として知られる柏原竜二さんが9月20日、中原警察署の一日署長として秋の交通安全運動に参加した。
柏原さんは現在、富士通(株)の社員。アメフトチーム「富士通フロンティアーズ」のマネージャーを務め、地域貢献活動などを担当している。今回は同社が区内にあることから、大役を引き受けることとなった。
キャンペーンでは、署員や関係団体の会員らが武蔵小杉駅周辺で啓発物を歩行者に手渡していった。娘と一緒に啓発物を受け取った中岡信子さんは「(柏原さんの)学生時代からのファンなので嬉しい」と話した。柏原さんは「中原区はバスケ、アメフトでお世話になっているまち。交通ルールを守って事故が少しでも減ると良い」と感想を話した。
白バイ隊員と座談会
キャンペーンの前には、柏原さんが4回目の箱根の山を走った際、先導をした白バイ隊員の早坂聡巡査部長、佐藤裕輔巡査長と座談会が行われた。「白バイの排気ガスが迷惑ではなかったか」との問いに、柏原さんは「走っている時は気にならなかった。逆にバイクがいてくれると、目線の指標になるのでありがたかった。中継車の排気ガスの方が気になった」と当時の話に花を咲かせた。
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