神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2017年10月13日 エリアトップへ

中川部屋、本格始動 「地域密着で、関取誕生めざす」

スポーツ

公開:2017年10月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
気持ちを新たにする中川親方(中央)、佐々木後援会長(左)と力士たち
気持ちを新たにする中川親方(中央)、佐々木後援会長(左)と力士たち

 大相撲中川部屋が中原区に隣接する幸区南加瀬に拠点を移し、先月下旬の秋場所終了後からファンの拡大に向けた地域活動を本格化させている。関取誕生と地域に愛される部屋づくりに向け、中川親方(元旭里)は意気込みを見せる。

 中川部屋は昨年10月、川崎区にあった春日山部屋の閉鎖を受けて誕生した。当初は川崎区大師河原にある20代春日山親方(春日富士=故人)が所有する施設を使っていたが、今年6月に南加瀬に移転。名古屋場所終了後の7月下旬に稽古場が完成し、秋場所に臨んだ。

 現在、幕下の種子島をはじめ9人の力士が所属。秋場所ではこのうち5人が勝ち越した。「やっと落ち着いて稽古できる環境となった。力士たちはこれから力を発揮してくれるはず」と中川親方は期待を込める。一日も早い関取の誕生を目標に掲げ、将来の有望株の発掘にも力を注ぐ。

 秋場所終了後には、幸区役所へ表敬訪問。今月2日には、南加瀬町内会関係者を招き、ちゃんこパーティーを開くなど、ファンの拡大に向けての地域活動に力を注ぐ。「川崎との縁はなかったが人の温かさを実感している」と、中川親方は語る。現在は午前8時から10時30分頃まで実施する朝稽古が力士たちを間近で見られる機会。佐々木恵太同部屋東京後援会会長によると「力士と触れ合えるような機会を作り、地元川崎の後援会員を増やしていきたい」としている。

 部屋の入り口には、サッカーJ1の川崎フロンターレから寄贈されたのぼり旗が掲げられている。看板は12月に設置する予定で地鎮祭にあたる「土俵祭」も実施する。

のぼり旗が掲げられている部屋入口(左)と地域住民と交流する力士たち
のぼり旗が掲げられている部屋入口(左)と地域住民と交流する力士たち

中原区版のローカルニュース最新6

50年の歴史 写真・動画で

50年の歴史 写真・動画で

中原市民館が募集

4月24日

下新城 2年ぶり優勝

下新城 2年ぶり優勝

中子連ドッヂボール大会

4月23日

精神疾患者 支援を考える

精神疾患者 支援を考える

5月14日 市総合自治会館

4月22日

子ども向け絵本講座

子ども向け絵本講座

5月、中原市民館で

4月20日

初代市長石井氏を語る

市制100周年事業

初代市長石井氏を語る

市観光協会会長ら登壇

4月19日

人口155万人を突破

川崎市

人口155万人を突破

政令自治体で6位の規模

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook