市政報告N0.34 12月から市内全中学校で完全給食を実施! 川崎市議会議員 松井たかし
川崎市教育委員会では、平成29年度中に市内全中学校(52校)で完全給食実施に向けた取組を進めており、9月4日から南部学校給食センターの稼働に伴い新たに22校で完全給食を開始し、すでに実施している自校内に調理場を有する4校と合わせて、26校で完全給食を実施しています。残る26校を対象とする中部学校給食センター及び北部学校給食センターについても、この度竣工し、12月から給食が提供されるようになり、市内全中学校で完全給食が実施されることになります。
今回整備された3つの学校給食センターは、PFI(※1)事業として、センターごとに特別目的会社(以下、SPC)が事業運営します(例えば、中部学校給食センターは、(株)川崎中部SLSが運営)。
おいしい給食と食育推進
この給食センターの整備にあたり、平成27年第4回川崎市議会定例会で「議案132号(仮称)川崎市南部学校給食センター整備等事業の契約の締結について」の議決に際し、議会として、【1】子どもたちに安全で安心なおいしい中学校給食を提供するとともに、地産地消を通じて食育の推進を図り、地域経済の活性化に資するよう、市として責任を持って事業を円滑に推進すること、【2】市は、選定事業者(SPC)に対し、日常・定期・随時のモニタリング等を通じて、適切な指導を確実に実施するとともに、適宜モニタリングの結果を議会へ報告することなど、7項目の附帯決議(※2)を付して可決をしました。
適切なモニタリングを
12月からすべての給食センターが稼働することから、今後、市が日常・定期・随時のモニタリングを適切に行っていくことが重要です。子どもたちに安全で安心なおいしい給食を提供していくために、私としても、しっかりとモニタリングの内容をチェックしていきます。
※1)PFI… 公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法
※2)詳細については、以下のURLを参照願います。http://www.city.kawasaki.jp/980/cmsfiles/contents/0000070/70388/gian132-futai-ketsugi.pdf
|
|
|
|
|
|
4月19日
4月12日