市政レポートNo.94 既存スポーツ施設の有効活用で約570時間の利用拡大 川崎市議会議員 おしもとよしじ
J1リーグ第32節ホームで迎えたガンバ大阪戦、終盤の劇的ゴールにより、勝利を収めた川崎フロンターレでありますが、初タイトルへ望みを繋ぎ、市民もその悲願達成に向けて一丸となった応援を続けています。このようなホームタウンスポーツを代表例として、市民の郷土愛の醸成や本市のまちづくり施策、ブランドイメージ向上にも寄与する”スポーツの力”を再認識するとともに、健康づくりやレクレーションの機会提供となる「生涯スポーツ」や子どもの発育、健全育成に重要な「少年少女スポーツ」の発展にも市民の関心が高まっており、これまで私も議会活動の中でライフワークとして、取り組んで参りました。
4施設合計で約570時間の利用拡大を実現
本市においては、人口密度が高く、市域が限られる中で、既存施設の有効活用が喫緊の課題であり、その取り組みを促して来ました。昨年末の定例会では、等々力緑地内における運動施設の供用時間について、夏期と冬期で終了時刻にバラツキがあり、見直し及び拡充を図るべきと指摘、その実現を要望しました。私の質疑に対し建設緑政局長は、「利用者ニーズに合った環境整備に向け検討して参りたい」と答弁し、この間、見直し案の検討が行われて参りました。その後、今夏に常任委員会へ見直し案が報告。今秋に市民意見の募集・取りまとめが行われ、今月27日開会の第4回定例会に都市公園条例の改正案が提出される運びとなっています。(※表1)
結びに、これからも少年サッカー・野球に取り組んで来た経験や現在も携わる”現地現場主義”をモットーに引き続きスポーツ環境の改善を促すとともに、台風21号の影響により、多摩川河川敷のスポーツ関連施設が多大な被害を受けた事を踏まえて、行政及び議会においても一般会計補正予算を組みながら早期の復旧に対応出来る取り組みを進めて参る所存です。
市議・押本吉司
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3月29日
3月22日