「感無量」。川崎フロンターレ中原アシストクラブの藤本秀明会長は、開口一番にこう話した。12月2日、ホームの等々力陸上競技場でJ1初優勝を決めた川崎フロンターレ。「この時を待って、待って、やっとだよ。昔からのサポーターとして、今でも思い出すと涙が出るね」と話す。
優勝の瞬間はスタジアムのいつもの席だった。毎年年間シートを2席購入し、今年もホームゲームは夫人と観戦した。関係者席を使わないのは、「サポーターだからだよ。チームを応援したいから」ときっぱり。「だから優勝が本当に嬉しい」と笑顔が止まらない。「中村憲剛選手、小林悠選手をはじめ、チームがすばらしい夢を見させてくれて、本当にありがとうと言いたい」と話す。
同アシストクラブは、チームを支援する個人、企業など約50の会員から成る。親子サッカー教室や株式会社ドールと協力して、クラブマスコットのふろん太による食育イベントなどを自主的に展開している。藤本会長は、「チームの初優勝を契機に、中原アシストクラブの活動も、より区民に広めていきたい」と意気込む。
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