脳卒中患者ら有志による団体「脳卒中から助かる会(上野正代表)」が主催する講演会が12月2日、エポックなかはらで行われ、市民ら約150人が参加した。
同会は、専門性の高い脳卒中医療の技術や医師の充実などを求め横浜市を中心に活動。川崎市にもその輪を広げようと市内で初めて開かれた講演会には、聖マリアンナ医科大学東横病院脳卒中センター長を務める植田敏浩氏が講師として登壇。脳卒中の予防や最新医療をテーマに、脳梗塞が夏に多く脳出血は冬に多いことや、くも膜下出血は7割が女性であることなどの知識、急性期脳梗塞に対するtPA治療や血栓回収療法など、実際の症例を示しながら脳卒中の現状について語った。脳卒中患者は全国で118万人いるとされ、上野代表は「脳卒中から助かるには知識が必要。専門的な情報を集約しどう活用させていくかが今後の課題だ」と訴えた。
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