市政レポート 武蔵小杉駅の大混雑、官民連携で緩和策を 総務委員会委員長 原 典之
中原区の人口は、1月1日現在で25万4千人を超えております。武蔵小杉の再開発が始まった12年前と比べると4万3千人ほど増えており、この増加は今後も続き2040年には29・6万人(昨年人口推計調査発表)になると予測されています。
そんな中で今、大きな問題となっているのが武蔵小杉駅の大混雑です。特に、平日朝は出勤・通学で電車を利用する人で改札口には長蛇の列ができ、連絡通路はすれ違うのがやっと、ホームにおいては危険なほどにごった返しております。 JR東日本では、この混雑緩和策として、横須賀線側の新南改札口付近に入場専用の臨時改札とエスカレーターを今春に設置すると発表しました。平日朝7時から9時までの限定利用となり、そのまま横須賀線ホームへつながる設計となるようです。
また、南武線の下り(2番線)ホームの拡幅も行われるとのことです。これは、南武線と横須賀線を乗り換える人の通行スペースを確保することが目的で、約50メートルにわたりホームを1メートルほど拡幅するとのことです。
このような混雑への対策がかなり遅れを取っているのは、JRだけの問題ではありません。川崎市側も、人口が増え続けるとの見通しがありながら後手に回ってしまっており、改めて対策を講じる必要があります。今年4月には武蔵小杉駅北口の「川崎市コンベンションホール」の供用が始まり、来年には小杉小学校が新設されます。
今後の混雑緩和策には官民の連携が必要不可欠です。私自身も引き続き、議会で問題解決に向けて取り組んでまいります。
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3月22日
3月15日