中原防犯協会(田中明会長)は特殊詐欺撲滅対策の一環として「受け子撃退シール」3000枚を制作し、約1800人の会員がいる中原区老人クラブ連合会(齋藤正夫会長)に寄贈した。中原警察署で4月25日、田中会長と齋藤会長、田中武志警察署長が出席し寄贈式が行われた。
撃退シールは、区内で頻発する特殊詐欺を防止するため、各家庭の玄関に貼れるようカードサイズで作られた。「振り込め詐欺撲滅」といったメッセージと、にらみをきかせた目がデザインされており、自宅に訪れキャッシュカードなどを奪ういわゆる「受け子」に犯行をためらわせる効果を狙っている。
シールのデザインは、中原警察署の署員がアイデアを出し合って制作した。田中署長は「署員が知恵を出し合って何度も作り直した」と効果に期待を寄せる。
田中会長は「赤と黄色で目立ちやすい。クラブの皆様を出発点として多くの家庭に配りたい」と話した。シールは老人クラブの会員宅に配布されるほか、署員が各家庭を巡回した際などに配布される。
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