中原区版 掲載号:2018年5月11日号
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市立小学校 「事務支援員」3校で試行 教職員の業務効率化へ

教育

教材の断裁作業を行う支援員(末長小)
教材の断裁作業を行う支援員(末長小)
 川崎市は4月から、市立小学校3校で教職員の事務作業などの支援員を配置している。市が進める「教職員の働き方・仕事の進め方改革」に向けた取り組みの一つで、負担軽減による業務効率化や教育の質向上を目指す。

 新たに「教職員事務支援員」を配置したのは末長小(高津区)、日吉小(幸区)、宮前小(川崎区)の3校。支援員は学習教材や広報物の印刷、外部から届く配布物の仕分けなどを授業時間中に職員室で行い、教職員の業務軽減を担っている。

 非常勤として3校に勤めるのは各校が募集した大学生や他学区の母親、元教員など。週20時間程度を1人から2人体制で作業に当たっている。市教育委員会では「他都市でも実績がある取り組みなので、効果が得られれば他の小学校でも導入を進めていきたい」としている。

人材確保に課題も

 導入校の一つ、末長小の中村信一校長は「先生が授業時間外で数日かけていた作業や来訪者の突発的な対応で大いに助かっている。この時間を授業準備など質の向上に充てることができれば先生や児童にとっても良い効果が得られるのでは」と一定の成果を認める。

 一方で、市全体への本格導入に向け、人材確保など課題も残る。他のアルバイト勤務との掛け持ちは不可で、守秘義務などの観点から保護者や地元住民は対象外としている。「学校側で探すには手間がかかる」と指摘する小学校もある。

勤務実態を公表

 市教委は市立小中学校、特別支援級の教職員を対象に昨年度実施した勤務実態調査の結果を4月末に公表。教諭の1日平均勤務時間が小学校で10時間40分、中学校は11時間23分にのぼり、正規勤務時間(7時間45分)を超過している。市教委では6月から市立中学校3校で試験導入する「部活指導員」を含めた新しい試みの成果を踏まえ、「教職員の働き方・仕事の進め方改革」基本方針を今年度中にまとめる計画だ。

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