第1回多摩川綱引き大会が5月20日、多摩川河川敷の兵庫島公園(世田谷区)で開催され、川崎市民と世田谷区民による真剣勝負が行われた。
多摩川両岸の地域住民の交流を目的に、市民団体などが企画。当日は福田紀彦市長や保坂展人世田谷区長も参戦した。
実行委員の川崎泰之委員長が「(区界がある)兵庫島の境界線1m分を賭けた戦い」と宣言すると、福田市長が「絶対に兵庫島をとるという意気込みで楽しみましょう」と参加者を鼓舞。保坂区長は「こちらに川崎市があるのはおかしい」と応戦し会場を盛り上げた。
綱引きは子ども2部門、一般部門で実施。「綱を脇に挟むと力が出る」「掛け声役を決める」など作戦を講じながら、両者一歩も譲らない熱戦に。最後は僅差で川崎が勝利した。川崎さんは「まさかこんなに盛り上がるとは。参加してくれた皆さんに感謝です。来年もぜひやりたい」と話した。
また、高津区側の河川敷で高津区の飲食店「ニコルーチェ」と醸造所「ブリマーブルーイング」が参戦する食対決も行われた。参加者は多摩川を挟み交流を楽しんだ。
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