麻生区岡上の農業生産法人(株)カルナエスト(山田貢代表)が地元収穫のブドウを使った初の市内産ワイン「川崎 蔵邸ワイン 岡上ロゼ」を完成させた。今月6日には山田代表がセレサ川崎農業協同組合本店を訪問し、原修一代表理事組合長らに商品化されたワインの報告を行った。
山田代表はフランスのブルゴーニュ地方で行われているワイン用ブドウの栽培に13年から取り組み、昨年に約50kgを初収穫。都内醸造施設の協力を得てこのほどフルボトル5本とハーフ80本を完成させた。
川崎ワインを試飲した原代表理事組合長は「川崎のブドウで本格的なロゼワインができたことが信じられない。色も良く、味も美味しい」と話していた。
山田代表は「ワインの本場で栽培されているブドウの品種が川崎で作られているということが注目されれば、川崎の都市農業として新たな産業になりうると思う。若い農家の人たちが興味をもってもらえれば栽培法を伝えるなど協力していきたい」と話し、新しい農産物に期待を寄せていた。
完成したワインは19日から同地区にある「蔵邸ワインスクール」で販売される。ワインに関する問合せは同スクール【電話】050・3568・2020へ。
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