中原区のベンチャー企業で、日本で16社目の自動車メーカー「日本エレクトライク」の松波登会長の古希を祝う集いが2日、横浜市のインターコンチネンタルホテルで開催された。福田紀彦川崎市長や松沢成文前神奈川県知事をはじめ、川崎北ロータリークラブ会員や関係者ら約210人が出席した。
経営手腕を高く評価する祝辞が数多く送られる中、松波氏は「30歳で亡き父から事業を継ぎ、債務からの始まりだった。10年毎に人生と仕事の節目が訪れ苦労したが全て好転した」と回顧。
車載カメラやドライブレコーダーなどを製造する新会社・日本ヴューテックを40歳で創業。60歳で製造販売に着手した電気三輪自動車は、今後、海外での生産も視野に入れているという。
松波氏は「高校時代に乗った三輪自動車が忘れられずに始めた事業開発。実現でき夢のよう。今後は海外生産を進め、日本で宅配車両として普及させたい」と意欲をみせた。
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