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中原区版 公開:2018年11月30日 エリアトップへ

かわさき市民アカデミー「おもしろ実験クラブ」で代表を務める 富本 直一さん 中丸子在住 71歳

公開:2018年11月30日

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科学の魅力を子ども達に

 ○…子ども達に科学の楽しさや不思議を味わってもらおうと、生涯学習プラザを拠点とする市民大学、かわさき市民アカデミーの受講生で結成された「おもしろ実験クラブ」。その代表を務める。市内の小学校や自治会に出向き、小中学生を対象に理科教室を開催。牛乳パックを利用した紙すき体験やLEDを使った光の実験などを行う。「熱心にまた来たいという子や、兄弟で楽しみにしてくれる子もいて嬉しい」。

 ○…「実験や科学の勉強を我々受講生も楽しみながら、面白いと思ったものは子ども達に分けてあげる」というスタンス。その一つ「ウニ・ヒトデの受精と発生の観察」は、市民アカデミーの「いのちの科学」講座からヒントを得てスタート。ウニ・ヒトデが受精後、細胞分裂し、幼生になるまでの3日間を経過観察して観察記録を作る。幼生になるまでの成功する割合は2〜3割ほど。「これがヒトデの幼生。きれいでしょう!継続して熱心に育てる子や、時には親のほうが夢中になってしまうこともあるんだよ」と目を輝かせる。

 ○…大学卒業後、大手総合電機メーカーに入社。名古屋、シカゴ、シンガポールと転勤を重ねる中、趣味の読書で日本人初のノーベル賞を受賞した利根川進さんの著書に出会い感動した。「免疫やDNAの仕組みなど、生命科学の世界にはまだ分からないことが沢山転がっている」。退職後、念願だった生命科学の勉強に没頭するように。

 ○…現在は妻と2人暮らし。趣味は料理で、得意はカレーとラザーニャ。釣りやゴルフ、旅行も好きで「毎日何かしらしていたい」。孫ぐらいの年齢である参加者の子ども達は「やっぱり可愛い。こちらも熱心になっちゃう」と顔を綻ばせる。これからも子ども達に科学の魅力を伝え続ける。

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