神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2019年1月1日 エリアトップへ

市政報告 財政は「今が一番厳しい」のか 地域政党あしたのかわさき 重冨たつや

公開:2019年1月1日

  • X
  • LINE
  • hatena

 私が初当選させて頂いた4年前、市は「2019年度以降は、収支不足の解消が見通せる状況」として、臨時的に積立金を切り崩して市政運営を行っていました。しかしその後も収支が改善することなく、今年度予算案では「2024年度以降は、収支均衡が図られる」とされ、切り崩しを継続する方針が示されています。2年前に465億円だった最大切り崩し額は、今では918億円にまで膨れ上がっています。このような予算案に対して私を含む何人かの議員が反対の意思を表明しましたが、賛成多数によって可決されています。

45年の返済計画

 切り崩し額は、2025年度以降に毎年20億円ずつ積立てなおすことを原則としていますが、これはそのタイミングで活用できる予算の減少を意味します。仮に切り崩し額が900億円を超えれば、この影響は約45年間続くことになります。このような市政運営の根底には、「今が一番厳しいはずだから、積立金を崩すのは仕方がない」という考え方があるように思います。今後、幼保無償化の費用負担など国の施策に対応して新たな財源が必要となる可能性があることからも、今が一番厳しいはずという考え方では、いつまでも収支均衡は実現できないのではないかと危惧しています。私はこれまでも公有財産を活用した広告事業による財源確保や、AIを活用した事務の効率化などを提案してまいりましたが、引き続き将来に自信をもって託せる川崎市の実現に向けて尽力してまいります。

重冨たつや

中原区上小田中5-10-15 クレール武蔵中原101

http://shigetomi-tatsuya.com

中原区版の意見広告・議会報告最新6

令和6年度川崎市予算について〜産後ケアの自己負担額軽減へ!〜

市政レポート【8】

令和6年度川崎市予算について〜産後ケアの自己負担額軽減へ!〜

みらい川崎市議会議員団 いど きよたか(清貴)

3月29日

救急搬送の現状と課題適時適切な利用を!

市政報告

救急搬送の現状と課題適時適切な利用を!

川崎市議会議員 松原しげふみ

3月29日

地域防災・減災を考え避難所運営のあり方の見直しを

意見広告

地域防災・減災を考え避難所運営のあり方の見直しを

教育無償化を実現する会 神奈川県第18区衆議院議員 鈴木あつし

3月22日

Web3・NFTを用いた実証事業

県政報告Vol.5

Web3・NFTを用いた実証事業

日本維新の会 神奈川県議会議員 松川正二郎

3月22日

住み続けられる街へ

市政報告

住み続けられる街へ

公明党川崎市議団 川島 まさひろ

3月22日

100周年記念事業は投資か浪費か

市政報告Vol.25

100周年記念事業は投資か浪費か

川崎市議会議員 重冨たつや

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook