中原区版 掲載号:2019年1月11日号
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(一財)川崎市母子寡婦福祉協議会(つくし会)の理事長を務める 海野 惠美子さん 今井上町在勤 74歳

母子寡婦の頼れる存在に

 ○…市内に住む母子家庭や寡婦の自立支援などを行う協議会の理事長を務めて25年目を迎えた。市が今年度策定した、ひとり親家庭への支援施策では何度も市と協議。児童扶養手当受給者を対象とした市バス特別乗車証交付事業の廃止について、就労の手助けになるよう通勤交通費の助成制度が盛り込まれた。「市営住宅の優先入居など、もっとひとり親家庭への支援を求めたい」と力を込める。「10年以上要望を続けても変わらないことが多いですが、誰もが平等な生活を送るために活動の継続は大切です」

 ○…夫と離婚した後、川崎に越してきた際に、母子寡婦が交流する場「福祉会」に誘われ入会。「ふさぎこむこともありましたが、会の存在を知って『不幸の主人公は僕たちだけじゃない』という長男の言葉や、会の方たちと仲良くなったことで立ち直ることができた」と振り返る。「それからは母子寡婦のための場が絶対必要だと思いました」

 ○…2人の息子を育てるために、会の運営を行いながら、65歳の定年まで会社に勤めた。今や2人の孫娘を授かり「みんなで食事に行ったりしてね。可愛いですよ」。市内9カ所にある福祉会の行事に参加しては、その地域の魅力に触れている。「川崎大師や民家園、等々力緑地など皆で行って楽しむの」と微笑む。

 ○…3年前からは、全国にある母子福祉団体が加盟する全国母子寡婦福祉団体協議会の理事長も務め、国に要望を提出するなど「社会全体の仕組みから変えたい」と意気込む。「夫と別れた女性は、収入のために仕事をしなくてはならない。退職後、親の介護が終わったと思ったら自身が病に--では、貧困の連鎖が収まらず、子どもに負担がかかってしまう。子どもたちが公平に生きられる社会を求めていきたい」

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