自転車競技の一種として人気のBMX。レース競技として進化したニュースポーツで、様々なサイズのジャンプ台からジャンプした際に繰り出した、技の採点などで競う競技が「BMXフリースタイル・パーク」。
昨シーズン、同競技の全国大会(7〜9歳部門)に出場し、総合優勝に輝いたのが神保虎之介君(8歳)だ。ジャンプ中に縦回転するバックフリップ=写真下=と空中で自転車だけを360度回転させるテールウィップといった技を国内最年少で成功させてきた虎之介君は「全国大会でバックフリップが、きれいにできたのが嬉しかった」とシーズンを振り返る。
虎之介君がBMXを始めたのは父親の亮介さんや兄の俊介さんの影響だという。母親の美幸さんは「父から兄へ、兄から弟へとレクチャーを受けていたので、虎之介が一番教えてもらっている」と話し、家族一丸となってタイトルを獲得した。虎之介君は「幼い頃からスケートパークに行き、4歳から自転車に乗り始めた。みんなの姿を見ていたので最初から恐怖心は少なかった」と話す。
新横浜や府中市にある練習場、自宅近くの広場や等々力緑地などで毎日練習を重ねている。今シーズンも同部門に挑戦する虎之介君は8月に鵠沼スケートパーク(藤沢市)で開かれるジャパンカップに照準を合わせる。「もう一度日本一になりたい」
2020年の東京五輪から正式種目として実施されるとあって、オリンピックで金メダリストになることが夢だという。
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