中原消防署と中原消防団合同による解体前の建物を活用した訓練が5月26日、小杉町2丁目で行われ、団員や署員ら約40人が参加した。
大規模地震を想定し、建物内から人命救助することなどが目的。団員らはエンジンカッター、チェーンソーなどを用い、「ドアの向こう側に人がいないか」などを確認しながら建物を切削。逃げ遅れた人を上層階からはしごで救出する手順も確認した=写真上。消防署の担当者は「スチール製のシャッターを切ったり、狭い窓から進入したり、通常訓練では出来ない経験を積めた。有事に生かしたい」と振り返った。建物を所有する(株)石文の原双葉さんは「防災の一助になったのであれば本望。今後も地域に貢献していきたい」と話した。
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