川崎市立玉川小学校で6月5日、市が取り組む地域の寺子屋事業の一つとして「寺子屋ぎょくせん」が開講した。毎週水曜日の放課後、参加登録した2〜6年生53人の児童を対象に学習支援を行っていく。
「寺子屋先生」として学習支援するのは、養成講座を受けた元教員や地域住民ら。開講初日は3〜6年生23人が参加。用意されたプリント学習に取り組み、積極的に質問していた。児童らは「プリントの種類がたくさんあって良い」「家でやるより、友達と話しながら(勉強が)できて楽しい」などと感想を話していた。
寺子屋は市の事業として6年目。現在は市内で48校開講しており、玉川小は中原区で10校目。今後は体験学習なども計画していく予定だという。
寺子屋ぎょくせん運営委員会の古屋繁一委員長(67)は「子どもたちに勉強がわかることが楽しいと伝えたい。いろんな体験をさせてあげたい」と話していた。
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